『脳を活かすスマホ術 スタンフォード哲学博士が教える知的活用法』前向きにスマホとつき合うヒントが満載【本の感想】

子どもとの関わり方

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こんにちは。早朝のひとり時間を愛するしーばです。

子どもがまたスマホゲームやSNSにどっぷり…

そのスマホゲームやSNSにも良い面があるの、知っていますか?
スマホのメリットを得つつも、ハマり過ぎず、バランスよく使う。
そんなヒントが得られる一冊がありますよ

今回紹介する本は星友啓著の『脳を活かすスマホ術 スタンフォード哲学博士が教える知的活用法』です。(2023年出版)

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この本がおすすめな人

  • スマホがもたらすメリットを知りたい方
  • 子どものスマホとのつき合い方に悩んでいる方
  • スマホにハマり過ぎない使い方を知りたい方
  • もっとスマホを効果的に使いたい方

著者プロフィール

スタンフォード・オンラインハイスクール校長
哲学博士
Education;EdTechコンサルタント

2001年、東京大学文学部思想文化学科哲学先週課程卒業
02年より渡米され、03年テキサスA&M大学哲学修士修了

08年、スタンフォード大学哲学博士終了後、同大学哲学部講師として論理学で教鞭をとりながら、スタンフォード・オンラインハイスクールスタートアッププロジェクトに参加されます
16年より校長に就任

現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて、教育および教育関連テクノロジーのコンサルティングにも取り組まれています

内容ポイント

本書では、スマホを科学的に安全に使う「具体的な方法」がまとめられています。

スマホについて良い面も悪い面もじっくり考えられているのがポイント!
ベースは最新の心理学や脳科学です

スマホが良い悪いかの二元論には意味がなく、日常の中にいかにバランス良く溶け込ませていくかが課題になっています。

エビデンスをもとに、それぞれが短めにまとめられていて、とても読みやすい本でした

【本書の内容】

  • スマホによる効果的なインプット(学び)のやり方
  • スマホゲームの効用と、生活に支障をきたさない楽しみ方
  • SNSのポジティブな取り入れ方
  • スマホにハマり過ぎない(依存を防ぐ)方法    など

本書では、バランスを大切に、スマホを前向きに使っていこうと述べられています。

ただし、小さい子ども(0から5歳くらいの幼児)については、話が別だそうです

小さい子どものスマホ使用に関しては、さまざまな研究で悪影響が確認されています。
そのため、幼児期はスマホやタブレットの使用を制限するのが推奨されているのです。

0歳から5歳くらいの幼児の場合、毎日2時間以上の使用は禁物とのこと。

これにはスマホだけでなく、テレビ画面も含まれるそうです。
帰宅して反射的にテレビにスイッチを入れる旦那がいるので、我が家でもギリギリかオーバーするくらい…
なかなか難しいところです

この記事では、印象的だったスマホゲームとSNSについて取り上げます

スマホゲームと「成長マインドセット」について

最近のスマホゲームって、ほんとうにすごいらしいです
スーファミ世代のわたしからしたら、異常なくらい

クリエイティビティや問題解決能力、コミュニケーション能力など、ゲームを通して養われる能力も多いそうです。

もちろん、やりすぎは厳禁

子どもにゲームをやらせること自体に、罪の意識を感じる必要はありません。大事なのはやはり、バランスなのです。

ゲームに関する内容で、もっとも印象的だったのは、ゲームによって「成長マインドセット」が育てられるという点です。

成長マインドセットとは

自分の知性や能力が、常に成長すると考えること

成長マインドセットを持つ人は、
「今日はできないけれど、努力すればできるようになる」
と考えるそうです。

成長マインドセットとは反対の考えに「固定マインドセット」があります。

固定マインドセットとは

自分の知性や能力は、固定されたものだと考えること

固定マインドセットになると、以下のようなことに

  • 能力や知性は生まれつきで、努力しても変わらないと考える
  • 失敗や間違いを恐れる(失敗から学べる、と考えられないため)
  • 新しいものに興味を持ちにくくなる

大人も子どもも、この成長マインドセットがないと、
身動きできなくなりそうですね

ゲームは、以下のような流れで「成功体験」を提供してくれます

  1. ゲームを始める
  2. 最初はクリアできない
  3. 失敗しても、やり直しができる
  4. 次第にできるようになる(ステージクリア)

重要なのは、
「ゲームは成長マインドセットを自分にもたらしてくれる」
と意識すること
だそうです

子ども自身ができなかったことを思い出し、現在できるようになったという変化を実感することで、成長マインドセットにつながります。

楽しく幸せになるSNSのやり方とは

SNSを眺めて時間がとける…大人にも子どもにもあるあるですよね

このSNSには、「良いハマり方」と「悪いハマり方」があるそうです。

SNSの基本的な機能:自分をなんらかの形で表現して、人とつながること

これを念頭に置いて、このふたつの状況を考えてみてください

良いハマり方(内発的なハマり)
  • メッセージをシェアして人とつながることで満足感を得る
  • 自分を文章や画像などで表現すること自体に喜びを感じる
悪いハマり方(外発的なハマり)
  • 「あの人よりも人気になりたい」と思ってSNSに取り組む
  • 「もっと目立って評価されたい」「たくさん”いいね!”が欲しい」という承認に満足を感じる

長期間、外発的なハマりでSNSをしていると、心身に悪影響を及ぼすそうです。

なんとなく不健康そうだとは思うけど、それならSNSってやらないほうがいいのかな

本書では、科学的に幸福感や自己肯定感を高める方法として、以下のような「利他的マインドのある発信」を勧めています

他の人の取り組みを褒めてあげたり、宣伝してあげたり。誰かに役立つ情報を投稿したり、そうした投稿に感謝の気持ちを示してあげたり。
また、人や社会のためになるような取り組みを自分から働きかけたり。

この「利他的マインドのある発信」によって、

  • 人との「関係性」「つながり」が感じられる
  • 相手を助けることが「できる」という有能感が得られる
  • 自分から取り組むことにより、「自律性」を感じられる

こういった、人間本来の根本的な欲求を満たせるとのこと

こんな風にSNSを考えたことありませんでした
ものごとは、本当に使いようなんですね

子どもとスマホとの、ほどよいつき合い方を模索したくなった

子どもが生まれて、ご飯の準備をする時には、テレビやYouTubeに頼っちゃう。

わたしが現在専業主婦であるのもあって、その他の時間は、子どもたちから極力スマホを遠ざけていました。

子どもちゃ○んじのワークをiPadでやるのも気に入らなかったし、幼稚園の連絡がアプリで届いた時にもこそこそ見ていました

そんな時に出会ったのが本書です。

ある意味、スマホやiPadの仕事は「YouTubeのみ」、みたいな見せ方になっていたかも……

わたし自身、スマホやiPadでお出かけ先やレシピを調べたり、他の方のブログから読む本を決めたりもしています。

もう少しオープンに、子どもとスマホとの距離を考えていくきっかけになりました。

今回紹介した本
タイトル:脳を活かすスマホ術 スタンフォード哲学博士が教える知的活用法
著者:星 友啓

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