『世界に通用する子どもの育て方』【松村亜里】子どもと関わる時のお守りに【本の感想】

子どもとの関わり方

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「子どもに幸せになってほしい」
「いろんなことにチャレンジしてほしい」
なんだかんだいろいろ願っちゃいますよね(;´∀`)

そのために親ができる関わりについて、科学的に検証された方法を取り入れてみませんか?

今回紹介する本は松村亜里著の『世界に通用する子どもの育て方』です。(2019年出版)

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この本がおすすめな人

  • 科学的に検証された子育てスキルを知りたい方
  • 子どもが幸せになるために親ができることを知りたい方
  • 親子の関係性を良くしたい方
  • 子どもに愛情を伝える具体的な方法を知りたい方
  • 「やればできる」と考えチャレンジできる子どもに育ってほしい方

著者プロフィール

一般社団法人ウェルビーイング心理教育アカデミー代表理事
ニューヨークライフバランス研究所代表
医学博士・臨床心理士・認定ポジティブ心理学プラクティショナー

ニューヨーク市立大学卒、コロンビア大学大学院修士課程(臨床心理学)、秋田大学大学院医学系研究科博士課程(公衆衛生学)終了

ニューヨーク市立大学、国際教養大学でカウンセリングと心理学講座を10年以上担当。
2013年からニューヨークで異文化子育て心理学講座を開始されました。
講座は好評で、州各地へ拡大。エビデンスに基づくスキルを世界の方々へ紹介しています。

内容ポイント

科学的に検証された子育てスキルは、ただでさえ辛い子育てを確実に楽にします。そして、子どもも親自身も最短で幸せになる道です。
この本には最新の「幸せになる研究」の中でも、子育てに生かせる内容をぎゅっと詰め込んでいます。

本書では、ポジティブ心理学をベースにした子育てについて解説されています。

ポジティブ心理学は、「幸せになるにはどうすればいいのか」を科学的に探究するものだそうです

「どのような関わり方が子どもの幸せにつながるのか」という視点があるのが特徴。

子どもと関わる時の基本として押さえておきたい情報が満載です

本書で学べる内容には、以下の項目があります。

  • 親と子の関係をよくする方法
  • 自分自身との関係をよくする方法
  • 「やればできる」と思うように育てる方法
  • 主体的に動く子どもに育てる方法    など

その他にも多様性や親自身の幸せについても触れられています。

取り上げたい項目はいろいろありますが、ここでは子どもの自律性の育て方について紹介します

気になった内容:子どもの自律性の育て方について

「自律」とは、自分で考え、目標を決め、行動を選択することです。

「親がやらせようとすればするほど、子どもの自律性が失われる傾向がある」と本書では述べられています。

子どもの成長段階に合わせて自分でできることを見極め、話し合って、親が「先に」コントロールを手放すと、そこに自律が芽生えます。この逆はありません。子どもをコントロールしながら自律を願っても、それは難しいのです。

著者の息子さんの事例を読むと、イメージが浮かびかったです

本書で解説されている事例
  • 子どもは早朝のサックスの練習がある日は、ほかの曜日より早く家を出ないといけない
  • 子どもを練習に送っていく親は、早起きして朝ごはんをつくらなければならなかった
  • 準備をてきぱきしない子どもに、親はイライラしながら「早くしなさい」と言い続けていた

この事例でのポイントは、親が子どもの課題を奪っている点
時間までに練習に行くのは子どもの課題なのに、親の課題になっているためだそうです。

著者は息子さんにこう声をかけました。

「7時50分のサックスの練習に行くには、家を何時に出ると間に合うかな?」
「7時半」
「じゃ、準備ができたら言ってね。あなたが行きたいときに連れてってあげるから」

 そのあとは、私は自分のことをしていました。すると息子はささーっと準備して、7時半より少し前に、「ママ、行こうよ」と言うようになったのです。

親が子どもの課題を奪わないことで、子どもはそれを自分の課題とし、責任を持って行動するそうです。

幼稚園の時間に間に合うように、毎朝必死で過ごしている今日この頃。

もう少し成長したら、穏やかな朝が来たりするんかなあ…。

「親が子どもの課題を奪わない」

覚えておこうと思います!

感想:子どもの『こまった』をひと通り解決してくれそう

手元にお守りとして置いておきたい本でした

子どもにトラブルが起こった時、「やればできる」と思えるメンタルを作ってほしい時、自律性を育みたい時など、多くのシーンでガイドラインにできる内容です。

「親自身が幸せになることを考えよう」「人は不完全で当然」
本書ではこのような内容も述べられています。

子育てに役立つ情報を得ようと思って読んだのですが、自分自身をケアするのにも役立つ本でした。

どうしてもちょっとしたことでイライラしたり、子どもにどう声をかけたらよいか分からなかったりすることはあります

お出かけ先でぐずって座り込む子どもをなんとか引きずって帰ろうとする時、他のお母さんがとても優しくて、上手に子育てしてるように見えました。子どものイヤイヤ期で凹みがちな時にもいたわりを感じられる一冊です。

今回紹介した本
タイトル:世界に通用する子どもの育て方
著者:松村亜里

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