【田中茂樹】『子どもが幸せになることば』読みました【本の感想】

子どもとの関わり方

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こんにちは。早朝のひとり時間を愛するしーばです。

あ~気づけば子どもに指示したり、小言チックなことばかり言ってる…

あんまりよくなさそうだとは思うんだけど

どんな言葉がけをしたらよいか、年齢別に解説されている本がありますよ。

親としての姿勢の根っこが学べそうな本でした

今回紹介する本は、田中茂樹著の『子どもが幸せになることば』です。(2019年出版)

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この本がおすすめな人

  • 子どもが生き生きとする言葉がけを知りたい方
  • なんとなく子育てを楽しめていない、と気になる方
  • 子どもに小言ばかり言ってるなと思う方

著者プロフィール

医師・臨床心理士。文学博士(心理学)。京都大学医学部卒業。
共働きで4児を育てる父親。

2019年の著書発行時には、奈良県の佐保川診療所にて、プライマリ・ケア医として地域医療に従事。
病院と大学の心理臨床センターで17年間、不登校や引きこもり、摂食障害やリストカットなど子どもの問題について親の相談を受け続けられています。
これまで5000回以上の面接を通して、子育ての悩みを解決に導かれました。

内容ポイント

 赤ん坊は弱い存在だけれど「自分が生き残るためにどうすればいいか」「自分が幸せになるにはどうしたらいいか」という本能を備えて生まれてくる。

 心理学や脳の研究、医師としての仕事を通じて私が確信したのは、この点です。

本書は親から子どもへの「言葉がけ」を、0歳~13歳以上の年齢別にまとめた本です。

これらの言葉がけは、

  • 子どもが元気になり
  • 親自身の気持ちもラクになり、育児の幸せを感じられる

ものだそうです。

さらに「子どもの幸せな自立につながる」言葉でもあるとのこと

本書を読んで「もっといろんな事例を知りたい」と思った方は、著者の「子どもを信じること」という本もおススメです。

定期的に読み直して、子どもとの暮らしを見直したい一冊でした

子どもの年齢に合わせた章を一通り読むのもオススメ

本書は5つの章で構成されており、

  • 第1章 0~3歳
  • 第2章 3~5歳
  • 第3章 6~8歳
  • 第4章 9~12歳
  • 第5章 13歳以上

と年齢で区切られています。
そして、それぞれの章の中で「野菜を食べられないとき……」「とんでもないイタズラをしたとき……」といったように、シチュエーションごとに解説されています。

気になるシチュエーションの部分から読むのももちろん良いと思います。

けれども子どもの年齢の章を一通り読むと、思わぬ気づきがあったりすることも…

5歳の長女について考えながら第2章(3~5歳)を読んだ私が、まさにそうでした。

『弟や妹ができて、わがままが増えたとき……』という内容のページを読んでいた時です。

弟や妹ができて、わがままが増えたとき……

言いがちなことば 「赤ちゃん泣いてるから、ちょっと待って!」
信じることば 「あなたが生まれてお母さんもお父さんもすごく幸せだった」

赤ちゃん返りの甘えは、親に対する「信頼」や「期待」と同じだそうです。

赤ちゃん返りをした子どもは、赤ん坊のように大事にされたり、思い通りにならずに泣き叫んだりかんしゃくを起こしても、見捨てられることがないことを「体験」することで、「そのままのあなたでいい」という確信を得ていきます。

赤ちゃん返りの対応を誤りすぎると、子どもが「そのままの自分でいい」って思えなくなるかも、ってことですよね。

正直「あるある」な赤ちゃん返りですが、このような捉え方をしたのは初めてでした。

なんとなく下の子が産まれる前にネットで調べて、「上の子ファースト」という方針をかためていて良かったです(;´∀`)

印象的だった内容:「小言」を言わないことのメリット

子どもがおやつの前に手を洗ってなかったら、「手を洗ってから食べようね」と言いますし、先生にあいさつができていなかったら、「あいさつは?」とか言っちゃいませんか?

子どものためを思って言うこれらのことば。
「小言」を言わないことのメリットは『そのままの子どもを受け入れることができるということ』だそうです。

 見方を変えると、「いまのあなたはこうだけれど、それよりもこういうあなたの方がいい」という言い方は、少し大げさかもしれませが、いまのままのその人を受け入れないという姿勢にもつながってきます。

ですから、小言を言わないことは、目の前の子どもを受け入れる姿勢の表明でもあります。

いやいや、でも多少は言っちゃうし、小言もある程度は必要なんじゃない?と思ってしまいました。

でも、次の内容を読んで、考え方が変わりました

子どものころ、自分の身近だった大人を思い出してください。

その人の前だと、どうも気持ちが落ち着かない人がいたと思います。
逆に、ある人の前では、なんだか落ち着く、気持ちが安らぐ。そういう人たちもいたと思います。

(中略)

「会うと癒されるような人」は、そのままの自分を受け入れてくれる相手です。自分の親がそういう安心できる人であること、家庭が安心できる場所であることは、他のどんなことより子どもを元気にすると思います。

親戚に一人はいませんか?

ごはんの食べ方や立っている時の姿勢、細かな話の内容などをダメ出ししてくるタイプの人。悪い人ではないんだけど、会わなくてすむなら会いたくない……

こんな思いの根源は「そのままの自分を受け入れてもらっていない」というところにあったんだな、と本書を読んで気づきました。

子どもたちに煙たがられない親になるために、マジで気をつけようと思います( ̄▽ ̄;)

感想:子育てに悩んだときに、読み返したい本でした

子どもも年中になったし、箸の持ち方も本格的に練習しないと。

あいさつもできるようになってほしいし、さすがにトイレでうんちができてほしい。

ひらがなや英語とかにも触れておきたいような……

こんな考えすぎな「親あるある」を本書は吹き飛ばしてくれます。

親がキーキー言ってもどうにもならなさそうですし、物理的にできることは少ないのだと思います

ありのままの子どもを「見る(見守る)」だけのような姿勢で過ごす日々は、正直長く感じます。すぐに指示したり小言を言ったりしたくなるんですよね。

心穏やかに待てない、落ち着かない。

そんな時には、田中茂樹さんの本を読みたいと思います。

「子どもがもつパワーを親がつぶさない」

その重要さを確認できますよ

今回紹介した本
タイトル:子どもが幸せになることば
著者:田中茂樹

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