元・しくじりママが教える 不登校の子どもが本当にしてほしいこと【本の感想】

不登校関連

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こんにちは。早朝のひとり時間を愛するしーばです。

子どもの不登校……
もう親は、どうしていいかわからない

不登校の最中の子どもが感じていることや、親がすべきことまで、
必要なものがひと通り詰まっている本を読んでみませんか?

今回紹介する本は鈴木理子著の『元・しくじりママが教える 不登校の子どもが本当にしてほしいこと』です。(2025年出版)

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この本がおすすめな人

  • 不登校の子どもへの接し方に悩んでいる方
  • 閉じこもりや自傷行為といった、子どもの行動への対処法を知りたい方
  • 学校に行けない子どものために、親ができることを探している方

著者プロフィール

一般社団法人家族心理サポート協会 代表理事
株式会社ファミリータイズ代表取締役

国内航空会社で国際線客室乗務員として8年間従事した後、研修講師として独立されました。
約15年で延べ2万人以上をサポートされています。

自身の三女が中学3年生で不登校になり、学んできた心理学、カウンセリング、コーチングなどを活かし、親子のコミュニケーションを見直されます。
その後娘は元気になり、希望の大学に合格。現在は社会人として過ごされています。

この経験を基に、親子心理・コミュニケーションの講座を主宰。
述べ600名が受講し、多くの親子のサポートをされています。

内容ポイント

著者の鈴木理子さんは、中学3年生の娘さんの不登校をきっかけに、
親子の関わり方を学び、600人以上もの方々をサポートしてきました。

本書は、著者本人と娘さんの不登校の体験記からスタート

スムーズに読み進められる本ですよ

【本書の内容】

  • 子どもの不登校に直面した、親がやりがちなNG行為
  • 「閉じこもり」「暴言・暴力」「幼児返り」「自傷行為」「強迫行動」への対処法
  • 不登校を解決する上で、親が本当にすべきこと(考え方、子どもとの接し方)

ちなみに、本書では著者の娘さんのサナさんが、
不登校の時に感じていたこと、不登校になって良かったと思える理由などを語っています

ドストレートな文章、内容、刺さります…

親が読んでも子どもが読んでも、ためになる本だと思いました

不登校の子どもに「やってはいけない声かけ」

まずは本書の中で気になった、
「やってはいけない声かけ」について、取り上げます。

やってはいけない声かけ、それは
「明日は学校に行くの?」というものです

サナは、この質問が苦しくてイヤだったそうです。
なぜなら、「行かない」と答える選択肢はないから。
「行かない」と言ったら私は怒るに決まっているし、自分でも行かなくちゃいけないと思っているから、「行く」と答えるしかない。

翌朝、起きて学校に行くことのできない子どもに対して、
親はイライラを募らせる……

けれども、子どもはウソをついているというわけではないそうです。

大人は「本心」を言葉にできるけれど、
子どもは本心ではなく「理解していること」を言葉にするそうです

それじゃあ、子どもの
「明日、学校に行く」という言葉は、どう受け取ればいいの?

「明日、学校に行くつもりだ」と受け取るのではなく、
「明日学校に行かなければいけないことは、わかっている」と解釈する必要があるとのこと

著者の鈴木さんは、
「言葉ではなく、態度が本心」
「子どもの言葉を真に受けすぎないで」
と述べています。

中高生の子どもの言葉……
そのまま受け取っちゃいますよね💦
このことを知っているか知らないかで、対応がだいぶ変わりそうです

子どもが学校に行きたくないと言ったときに、親がすべきこと

「学校に行きたくない」
親としては、どうしてもぎょっとしてしまいますよね

結論として、本書では以下のように述べられています

「理由を聞かずに休ませる」のが一番の対処法です

そして、家庭をセキュアベースにして、見守っていく
まとめると、こういった内容になります。

セキュアベースとは

自分が自分らしくいられる場所、
つまり気を張ったり、本心を押し殺して何かを演じたりしなくてもいい、
リラックスできる場所のこと

家庭がセキュアベースになれば、
「私はこのままでいいんだ」「今の自分でいても大丈夫なんだ」
子どもはそんな風に思えるようになる。

そして、少しずつ考えたり、行動したりできるようになるそうです。

具体的には、「学校に戻る」という選択や、
「転校先を探す」「通信制の学校やフリースクールを選ぶ」など、さまざまな道から自分の生き方を選ぶことができるようになるとのこと

家庭をセキュアベースにして見守る……
言っていることは分かりますが、大変そう💦

不登校の子どもの見守り方

本書では、不登校の子どもの見守り方について、以下のように述べられています。

親は、手出し・口出しせずにただ見守る。それが正しい関わり方です。
(中略)
何も言わずに、ただ親が幸せな人生を歩いている姿を見せるのです。

なかなか勇気のいる見守り方ですよね……
絶対、何か言いたくなりそう

本書では、親の思考のクセを見直すことが必要だと述べられています。
思考のクセを見直す方法に加えて、
子どもの話の聞き方についても、丁寧に解説されていますよ

自傷行為のとらえ方、対処法について

本書では、不登校の子どもに多く見られる5つの行動(閉じこもり、暴言・暴力、幼児返り、
自傷行為、強迫行動)について、対処法が述べられています。

この記事では、私の考え方ががらっと変わった「自傷行為」について取り上げます

リストカットやオーバードーズ……
子どもがそんなことをしたらと思うと、どうしていいか分からなくなります

こういった自傷行為について著者は、以下のように述べています

リストカットやオーバードーズは、確かに命に関わる危険な行為ですが、決して本気で死のうと思っているわけではありません。

逆に、「生きるために手首を切る」「生きるために薬を飲む」とも言われています。

自傷行為によって脳内麻薬が出るそうです。
それにより、少しの間、つらい気持ちが和らぐ感覚になるのだそう

自傷行為をしないと耐えられないくらい、
つらい状況ってことですよね……
「なんでこんなことしたの!」とは言えなくなりそう

本書では、

  • 行為を否定しない
  • 刃物や薬は隠す
  • 見張らない

といった対処法が、丁寧に解説されています

感想:親がどうすればよいか、方向性が分かりそう

当たり前ですが、
不登校はさらっと解決できることじゃないんだなあ、と本書を読んで思いました

けれども、親がどうすればよいのか、
その方向性は本書で分かります。

親の生き方を見直すレベルで、ちょっとずつ、地道に取り組んでいく必要がありそうです

手元にあると、心強い一冊だと思います

今回紹介した本
タイトル:元・しくじりママが教える 不登校の子どもが本当にしてほしいこと
著者:鈴木理子

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