言葉を育む「あそび」がいっぱい!0~4歳の子ども向けの一冊

子どもとの関わり方

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こんにちは。早朝のひとり時間を愛するしーばです。

こどものことばの発達が気になるけど、何をしたら効果的?

自分でできることはあるのかな?

「ことばを育むお手伝い」をコンセプトに

言語聴覚士の方がまとめた「あそび」の本を活用してみませんか?

今回紹介する本は寺田奈々著の『子どもとのコミュニケーションがどんどん増える!0~4歳 ことばをひきだす親子あそび』です。(2022年出版)

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この本がおすすめな人

  • 0~4歳までの子どもと遊ぶ方法を知りたい方
  • ことばの発達に役立つ遊びを知りたい方
  • 子どもの年齢や発達に合った遊びをやってみたい方
  • 簡単に安価でできる遊びがたくさん紹介されている本を探している方

著者プロフィール

言語聴覚士
慶応義塾大学文学部卒。養成課程で言語聴覚士免許を取得されました。

年間100症例以上のことばの相談・支援に携わっています。
臨床のかたわら、「おうち療育」を合言葉に「コトリドリル」シリーズを製作・販売。

内容ポイント

「ことばを育むお手伝い」をコンセプトに、親子で取り組める100のあそびが紹介されています。

すべてをこなす必要はなく、子どもに合わせてアレンジしていけばよいそうです。アレンジのヒントも書かれています。

本書の特徴は、年齢別にあそびが分類されていることです。

  • 0~1歳
  • 1~1歳半
  • 1歳半~2歳
  • 2~3歳
  • 3~4歳

それぞれの年齢で「発達の目安」、「語りかけのポイント」、「おすすめのおもちゃ・絵本」が最初に紹介されています。

続いてあそびの具体例が1ページにひとつずつ書かれている構成です。

さらにこのあそびができたらこのあそび(〇ページへ)、難しければこのあそび(〇ページへ)といったように、状況に応じて次のあそびも提案されています。
子どもに応じて次にするあそびが選びやすいです。

自分が子どもとできそうなあそび、まだやったことのないあそびなど、少しずつ取り組んでいくことができると思います。
難しい時には少し易しいあそびに取り組みやすいのも大きなメリット。挫折せずにすぐに方向転換できますよ。

本を全て読まなくても大丈夫!

必要なページを探しやすかったです。

あそびで使う道具も家にあるものや100均で買えるものばかりでした。




ことばが発達していくには、4つの力が必要です。
まわりの人と気持ちや状況を伝え合う力(コミュニケーション)が土台になります。

残りは以下の3つです。

  • 単語力(語彙)
  • 単語をつなげ、文を組み立てる力(文法)
  • 音を並べる力(音韻)

バランスよく育てていきましょう。

本書では子どもと接する時に意識したい「ことばがけのコツ」が8個紹介されています。

ことばがけのコツ8
  1. 同じものを見て話す
  2. 同じ量・長さ・レベルのことばを選ぶ
  3. 子どもの関心・興味のあるものから
  4. 注目が先、ことばがけが後
  5. 「これなんだ?」を連発しない
  6. まねを促すときはさりげなく 「まねの見本」が効果的
  7. 発音を間違えても気にしない
  8. 間違いを指摘せず、正解を伝える

それぞれを簡単にまとめておきます。

1:同じものを見て話す

子どもの見ているものと同じものを見て話すように。
(子どもが犬を見て「わんわん!」という時は、親も同じように犬を見て話をしよう)

2:同じ量・長さ・レベルのことばを選ぶ

ことばがけをすればするほどたくさん覚えるとは限らない。
子どものレベルに合わせる、もしくはひとことくらいのプラスアルファで。
(例 2歳児:単語や2語文  3歳児:2語文や3語文)

3:子どもの関心・興味のあるものから

子どもが見ているものを親も一緒に見て、話したり遊んだりしよう(2歳までの子どもは特に)。
※子どもが小さなうちは、ひとつのあそびに集中できる時間は数十秒から数分と短い

4:注目が先、ことばがけが後

子どもと話す前には次の2点を確認する。
・子どもの目と耳がその対象物に向いたか
・目と目があったか

5:「これなんだ?」を連発しない

答えられない時には会話が止まってしまう。

6:まねを促すときはさりげなく 「まねの見本」が効果的

子どもが今していること、見ているものなどについて話をし、見本を示す。
そして自発的にことばが出るように待つ。

7:発音を間違えても気にしない

言い直しは求めず、大人が正しい音を聞かせて。

8:間違いを指摘せず、正解を伝える

例:
子ども「おさかなたん」 
親「そうだね、おさかなさんだね」というように

最後に本書で紹介されている「あそび」の具体例を紹介します。

1歳半~2歳
【宝探しゲーム】見えないものを想像する

逆さにした箱をお気に入りのおもちゃにかぶせて隠し、子どもに探してもらいます。
「どこかな?」「あったー!」など場面に合わせたことばがけをしてみましょう。

「目の前には見えていないけれど、この中に入っているかも…?」と想像するのは、心の中でイメージする重要な能力。大切に育みたい。

ポイント

最初はおもちゃを隠すところも目の前で見てもらうように。
箱ではなくハンカチで隠すと簡単になります。

できたら:【3・2・1でカウントダウン】 〇ページ
むずかしければ:【カップタワーグラグラ】 〇ページ

「できたら」「むずかしければ」といった遊んだ後に取り組みたい内容についても、100あるあそびのひとつひとつに示されています。

【3・2・1でカウントダウン】注目しながら待つ

「3,2,1…」と子どもの好きなあそびでカウントダウン。
相手に注目し続けたまま次を期待することは、注意力や集中力をつけ、ことばを育む土台になります。

ポイント:トランポリン、くすぐり、滑り台など好きなあそびで。
数がわからなくても数えるコミュニケーションを楽しみましょう。

【カップタワーグラグラ】 ドキドキ感情の共有

重ねて楽しむカップタワー。
「倒れるかな?ドキドキ→安心→倒れそう!ドキドキ→安心→キャー!倒れた!」の緩急を楽しもう。

倒れそうなタワーをハラハラしながら一緒に見守る経験から、相手の挙動に注目しつつ、面白い瞬間に目を離さない注意集中力が培われます。

ポイント:まずは低いタワーを倒す体験を

感想:いろいろなあそびにチャレンジしやすい本でした

長女のことばの発達はゆっくりです。
下の子も1歳半の健診でことばの発達に関する相談をしては?ということに…。

「日本語の習得」、そして「考える力の育成」は私の中で大きなテーマのひとつです。
実践しやすい本書のあそびに我が家でも取り組んでみました。

3歳の長女は失敗するのを極度に嫌うため、クイズ形式でのあそびはまだ難しそう。
絵カードを使った神経衰弱や、箱の中身を手で触って当てるあそびは拒否されてしまいました。

イヤイヤ期もまだまだ続いており、提案したあそびを拒否されるのも「あるある」なのですが、けっこう凹みます。
それでもこの本が手元にあれば「別のあそびをやってみようかな」とか「少し易しめのこっちのあそびを試してみよう」と思えます。
すぐにあきらめずに前向きに取り組むことができそうです。

子育て中には親側が考えていた「計画」が破綻することはよくあります。

その時に別の方法でもやってみよう、と思える代替案が多いほど、心に余裕ができる気がします。
本書もその一助になりそうです。

今回紹介した本
タイトル:子どもとのコミュニケーションがどんどん増える!0~4歳 ことばをひきだす親子あそび
著者:寺田奈々

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